3月8日国際女性デーは、ウィメンズマーチに参加しよう!

1914年の国際女性デーのポスター(Karl Maria Stadler 作)※1 3月8日は国際女性デー。 東京では2017年以来、またそれ以外の地域でも数年に渡って、この記念日に「ウィメンズマーチ」と銘打ったデモが開催されています。 古くは1917年。 ペトログラードで行われた国際女性デーのデモは、二月革命へと連なる大きな運動へと接続し、帝政ロシアを崩壊させ、遂には第一次世界大戦を終結させる遠因ともなりました。 自由と平和の実現のためには、必ずジェンダー平等が必要であることを物語る出来事だと、わたしは思います。 さて現代。 この国際女性デーそしてウィメンズマーチも、私たちの参画なくしては、ジェンダー平等を実現させる運動として、その充分な内実を獲得できないのではないでしょうか? この家父長制が完徹する世界では、非-シスジェンダーの参画がなければ、それはいつでも全くシスジェンダーのものとしてーー均質な「女性」による、同質性の原理に基づいた、単一な運動としてーー擬装されてしまうに違いがないからです。 それはこの世界の実態を正しく反映したものではないというだけでなく、人種や身分、経済的条件や階層、身体の形状に運動能力、障害の有無や健康状態、居住地、経験、資質、性格…と、個々に異なる存在であるはずの女性が、それぞれ真に自由な存在であろうとすることを損ねるものであるとすら言えるでしょう。 わたし達は、非-シスジェンダーたる「わたし達」の名のもとに、「我々」女性のものとしてのウィメンズマーチを分かち合わねばなりません。 「国際女性デー」も「ウィメンズマーチ」も共に、それは「我々」のものであるとともに、「わたし達」のものでもあるのです。 当然にノンバイナリーを含む非-シスジェンダーの皆さん! 分けても女性トランスジェンダーの皆さん!! 3月8日、ぜひ一緒にウィメンズマーチを歩きましょう!!! フェミニス虎では、バナーを作って 東京で開催されるウィメンズマーチ に参加の予定です。東京近郊の方、ぜひ一緒に作りましょう! 容貌を公に晒すことに抵抗があるという方へ ウィメンズマーチ東京2025では 撮影NGゾーン が設けられます。もちろん、これは不特定多数の往来がある場所で行われるデモですから、容貌を晒すことを避ける絶対的手段というものはありませんが、様々な自衛策を講じ...